聞いた情報を処理するのが苦手
人の話を聞くのが怖い
人は、話すのが得意な人もいれば、聞くことを得意とする人もいます。
反対に、話すのが苦手な人もいますし、聞くのが不得意な方もいます。
ADHDは、人の説明を聞くのが苦手な方が少なくないそうです。
もちろん、真剣に話を聞いているのですが、それをかみ砕いて理解するのがあまり得意ではないのです。
私も、まったくもって同じです。
一緒に話を聞いている人が、サクサク理解して仕事を進めていく姿を見て、とても驚きましたし、羨ましくも思っていました。
特に、話すスピードが速い方や、専門用語をガンガン含めて説明されると、付いていくのが大変で、しだいに人の話を聞くのが怖くなっていきました。
そして、ついには、人と関わることそのものに恐怖を感じるようになり、一人でいるほうが楽だと思うようになっていたのです。
一人でいれば、とりあえず叱られることもありませんし、人の迷惑をかけることもないからです。
文章なら理解できる
最近は、電話での連絡よりも、メールでの連絡が増えてきました。
実は、私にとって文章で連絡されるのは、とてもうれしいことです。
なぜなら、文章で説明してもらえれば、理解しやすいですし、焦らず対応することができるからです。
それに、文章での連絡や指示であれば残るので、不安になった際もすぐに再確認して慎重に対応できます。
私の場合、そう思いながら仕事ができるのが、何よりうれしいと言えるかもしれません。
人によっては、文章で説明されるよりも、電話などで説明されたほうが、その場で質問することもできるため好きだという方もいます。
やはり、人それぞれなんだなあと思っています。
焦ることを極力避けたい
自分なりに自分について研究してみると、私は焦る場面が非常に苦手みたいです。
話しを聞く際も、聞き間違えをしてはいけないとか、話についていかなければならないとか思いながら対応しているので、いつも焦るが付きまとっています。
また、今まで何度もコミュニケーション上で失敗して怒られてきたため、そもそも自分に自信が無く、うまくできないのではないかと、不安を抱えています。
そして、焦ります。
あくまでも個人的な話ですが、極力焦る場面を避けるようにすれば、意外とあまり問題なく生活ができるような気がします。
だから、無理をせず時間に余裕を持つようにしながらやっていこうと思っているんです。
ただし、ADHDは計画を立てたり、それを実行するのも得意ではないなので、その点も理解しながらやって行った方が良いかもしれません。
デコボコ
たぶん、私はデコボコな人間なのだと思います。
できないことがたくさんあるし、実は得意なこともあります。
以前は、みんなと同じようにできない自分を責めていましたが、今はそれをしません。
私らしい生き方をしようと思っています。